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BL0110 フットインザドア( foot in the door )

東京中日スポーツがこの1月(2025年1月31日)付けで休刊したことにショックを受けている。中日ドラゴンズの一ファンである私は、ドラゴンズの強かった頃にはしばしば駅やコンビニでトウチュー(東京中日スポーツ)を買って読んでいたものである。確か...
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BL0109 ドアインザフェイス( Door in the Face )

トランプ大統領が就任してからというもの世界全体が何だか浮足立っている。ウクライナ問題やパレスチナ問題、あるいは移民や関税といった様々な世界的な課題が、少しずつ動き出しているようにみえる。その帰結が今よりもよい状態になるのか、それともその逆に...
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BL0108 生得論( nativism )

自分が子供の頃に夢中になったウルトラマンや仮面ライダー、ゴレンジャーといったものが形をリニューアルしつつも未だ健在なことに驚いている。当時の記憶では毎日何らかのヒーローものが放送されていたと記憶しているのだが、こんなにも長く続いているのには...
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BL0107 端数効果( fractional effect )

「あざとい」という言葉は、主には女性がよりかわいく見える、感じられるように自ら演出するということに使われているようだ。その昔は「ぶりっこ」などという表現もあったので、いま使われている「あざとい」はほぼその昔の「ぶりっこ」と同義な気がする。た...
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BL0106 需要供給曲線( demand and supply curve )

外食をすることが多いのだが、このところはお店に行く度に価格があがっている気がしている。恐らくであるがこれは幻想だろう。子供を連れて祖父や祖母に久しぶりに合わせると決まって「また背がのびた?」なんて言われたりするが、我が家の息子はもう23歳、...
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BL0105 見えざる手( invisible hand )

貧乏性が板についているせいなのかどうかは知らないが、未だラーメンに1000円以上を支払うということには抵抗感がある。元プロサッカー選手の本田圭佑さんが、「ラーメンに2000円支払います」と言ったのは2023年の1月のことであるが、偶然か必然...
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BL0104 中庸( Golden Mean )

トランプ氏が再びアメリカ大統領の座に返り咲いた。4年前、氏が支持者をあおったその帰結として、連邦議会議事堂を襲撃する者があらわれたときは、他国のことながら最後までトランプ氏らしいな、なんて思ったものだ。落選したことに対して選挙不正があったと...
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BL0103 ツァイガルニック効果( Zeigarnik Effect )

「落語とは、人間の業(ごう)の肯定である」とは、故立川談志の残した有名な言葉だ。与太郎話をはじめ、落語の主人公は今どきの言葉を使うならば大抵“ダメ人間”あるいは“クズ”などと呼称されそうな人が多い。落語はそのような人たちを肯定しているという...
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BL0102 アンダードッグ効果( Underdog Effect )

正月恒例の箱根駅伝をどうも見てしまう。見てしまうというのは、どうして自分がそれを見ているのかよくわかっていないからなのだが、それでもちょっと自分の家の近所や勤務先に近いところが映されたりするとなんだか嬉しい気持ちにもなる。特に応援している大...
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BL0101 ディドロ効果( Diderot Effect )

「ガチャ」という表現が市民権を得たのはいつ頃だったろうか。お金を入れてハンドルを回すとカプセルに入ったおもちゃが出てくるという、そのガチャはその昔は駄菓子屋の店先くらいでしか見かけなかったが、今では至る所にある。「ガチャ」ばかりがたくさん設...