ブログ

BL0060 行動経済学(behavioral economics)

ミュージシャンであるボブディランがノーベル賞を受賞したのは2017年ということなので、もうひと昔前のお話であるが、当時はこのニュースを聞いてびっくりしたものである。私が若かりし時代といえば、パンクロックのような過激な音楽だけではなく、唱歌、...
ブログ

BL0059 カクテルパーティ効果(cocktail-party effect)

逆位相(ぎゃくいそう)、なんて言葉は中学生にも通じるのだろうか。最近ではヘッドフォンやイヤフォンにもはや“標準”的に搭載されているノイズリダクション機能、つまり雑音を消す機能の説明を生成AIに聞いてみたら、「逆位相」なる単語で説明が始まった...
ブログ

BL0058 認知的不協和(cognitive dissonancet)

パーソナルコンピュータ(PC)が出だした頃は、特に私がプログラマーの仕事をしていたせいもあってか、「正しく指示すれば、正しく動作する」優れモノの相棒という印象をもっていたものだ。人間はそういうわけにはいかない。不機嫌なときがあったり体調不良...
ブログ

BL0057 スポットライト効果(Spotlight effect)

私は元来、あがり症であり人前に出てお話をしたりするのが苦手なのだが、どうにもそれが周囲に伝わらない。実際のところ年間で数十件の講演や司会進行の仕事を請け負っていることもあって、さすがにその都度都度にド緊張できるほど人間が純粋に出来ていないこ...
ブログ

BL0056 ホーソン効果(Hawthorne effect)

周囲の目を気にする心理は同僚(ピア、peer)による効果ということでピア効果と呼称されているが、その中でも特にビジネスに転用され作業効率の向上に利用されているものをホーソン効果という。言葉の出所はテイラーによる科学的管理法の実験によるものだ...
ブログ

BL0055 ピア効果(peer effect)

病気の原因が遺伝性によるものか、それとも生活習慣等、環境要因によるものかといった議論がしばしば行われる。遺伝性によるものだ、ということになると運命論が強く、それはどうにも動かしがたいのだが、環境要因による疾患ということになれば回避できるチャ...
ブログ

BL0054 形式的合理性(formal rationality)

何のためにお金を稼ぐのか、といえば「生きていくため」「生活するため」であり、野垂れ死にしないためだ。もちろん、大金持ちの人はそのような理由ではなく、「お金フェチ」なだけという人もいるかもしれないし、大谷選手のような「自己実現」を追い求める人...
ブログ

BL0053 フェティシズム(fetishism)

日本のバフェットとも呼ばれる、80歳代後半であるにも関わらず現役のデイトレーダーとして連日、株の売買をしているという人の本が売れているらしい。既に貯蓄は18億円を超えているらしく、そうであるならば何も株の売買などせずに毎日優雅に過ごすことも...
ブログ

BL0052社会学(Sociology)

ハラリ氏によるベストセラー「サピエンス全史」によると、私たちホモサピエンスは「虚構を信じる力」があったことで生き延びることが出来たのだそうだ。友情、愛情、恐怖、名誉、権力、、、。確かに何も見えなくても“それ”の存在を私たちは体感(妄想?)す...
ブログ

BL0051 フェアイニング論(fair-inning argument, FIA)

このところのアイドルはソロ歌手ではなく「アイドルグループ」であって、私にとっては誰がどこに所属しているのか判別するのがかなり困難である。AKB48が出だした頃から、「〇〇46」のようなアイドルグループがたくさん出てきているのだが、この数字が...