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フェティシズム(fetishism)

日本のバフェットとも呼ばれる、80歳代後半であるにも関わらず現役のデイトレーダーとして連日、株の売買をしているという人の本が売れているらしい。 既に貯蓄は18億円を超えているらしく、そうであるならば何も株の売買などせずに毎日優雅に過...
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社会学(Sociology)

ハラリ氏によるベストセラー「サピエンス全史」によると、私たちホモサピエンスは「虚構を信じる力」があったことで生き延びることが出来たのだそうだ。 友情、愛情、恐怖、名誉、権力、、、。確かに何も見えなくても“それ”の存在を私たちは体感(...
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フェアイニング論(fair-inning argument, FIA)

このところのアイドルはソロ歌手ではなく「アイドルグループ」であって、私にとっては誰がどこに所属しているのか判別するのがかなり困難である。 AKB48が出だした頃から、「〇〇46」のようなアイドルグループがたくさん出てきているのだが、...
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プレゼンティズム(presenteeism)

このところ調子の悪い日が多い。年末の懇親会も風邪でキャンセルしたし、つい先日はただ単に寒い日に外に出かけただけなのに頭痛がしてきて大学院のリアル授業を泣く泣く欠席してしまった。 年齢のせいにしたくもなるのだが、それだと何でもアリとい...
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コモンズの悲劇(tragedy of the commons)

イースター島といえばモアイ像で有名だが、かつてあった文明が崩壊してしまったこともまた有名な話である。ではどうして崩壊してしまったのかといえば諸説あるようだが、先日、友人から面白い学説を紹介してもらった。 その学説というのは、当該の「...
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天井効果(ceiling effect)

日本人の平均寿命が長いことは周知のことだと思うが、その理由として例えば国民皆保険制度であるとか食生活であるとか色々と取り沙汰される中で、治療成績が良いというのもその1つである。 このところは期待の新薬といえば決まってグローバル治験、...
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曝露(exposure)

普段、私たちが使っている「ばくろ」という言葉は、基本的には悪いニュアンスしかない。 友達の秘密を「ばくろした」とか、不正が「ばくろされた」とか、大抵そんな感じだ。これに対して疫学分野では例えば薬剤疫学ならば薬剤が投与されたことを「曝...
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介入(intervention)

科学用語、専門用語といえば決まって難しい単語なのだが、それよりもむしろ日常会話で普通に使われている単語のクセに、ある専門分野ではだいぶ違うニュアンスで使われているという方が誤解を招きがちでむしろ厄介なのかもしれない。 例えば経済学で...
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パーパス(purpose)

英語の授業では「purpose」といえば「目的」という日本語で覚えさせられたものだが、このところは「パーパス経営」などという言葉がバズったせいか、パーパスといえば「存在意義」というニュアンスで使うことの方が多いようである。 何故に「...
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人間拡張(Human Augmentation)

近視で難聴。社会人大学院の授業では決まって前の方に座るのだが、それは授業に対して積極的というのが理由ではなく、後ろではスライドがよく見えないし、先生の声が聞き取れないという理由の方が大きい。 マイクで授業をするのだから前も後ろも関係...
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