先日受診した人間ドックの結果は例年にも増してひどいものであった。もともと視力や聴力、心臓や呼吸器についてはひっかかることが多くそもそも例年の人間ドックの結果も褒められたものではないのだが、今回の結果はさらにひどい。体重、BMIに加え、見たこともない血圧値、HbA1c、それに「腎臓の指標も悪いですね」と医師に言われる有り様で、これはどうにも放ってはおけない感じである。
自分の不愉快をタテにして、人間ドックの検査項目自体への不満も増した気がする。例えば視力や聴力を人間ドックで測定するのだが、そもそも改善の見込みのなさそうなこうした検査はただただ、「聞こえが悪いですね」「視力は低いですね」とののしられる(?)ための測定のようにさえ私には感じられる。ヘッドホンからは何も音が聞こえない時間がずっと続き、目の検査では目の悪さを痛感させられる、輪の方向を指し示すという“罰ゲーム”を課せられるのが常である。
加えて今回は数年ぶりのバリウム検査を“受けたくもないのに受けさせられた”。これにはちょっとした事情がある。昨年まで受けていた検査機関は勤め先の会社から5万円の補助が出ていたから受けることが出来たのであって、さすがに総額6万円を自腹というのはキツイと思っていたので別の検査機関に変える必要があったことが主因である。私の経営する会社が協会けんぽに加入しているということで、ここ品川区は指定されたところであれば19000円で受診できるというのである。安い。
ところがその金額で検査を受けることが出来る条件として提示されたのが、バリウム検査を含む全ての検査を受けなければならないというものである。バリウム検査について私の周囲では否定的な意見が多く、まず胃カメラと比べて精度が低いこと、仮に何らか見つかったらほぼ手遅れであること、そして被ばくのリスクなどもあり「受ける方がリスク」と捉えている。どうしてこのような検査が現存しているのかよくわからないが、何らか大人の事情があるのだろう。しかもこれを受けないと19000円ではなく33000円を支払わなければならないというわけである。その旨の同意書まで提出させられた。当日、急にバリウムを受けられない事情が発生すると自動的に14000円が加算される、それに同意せよ、というわけである。
もちろん、胃カメラに変更する手はあるのだが、私は胃カメラと相性が悪いようで、以前、全身麻酔までしてのぞんだ胃カメラ検査も意識が戻ってみたら検査技師から「検査できませんでした」と言われたことがある。無意識下で激しく抵抗したらしいのである。やむを得ずバリウムを飲んだのはこうした事情による。
話がそれてしまったが、問題は生活習慣病に関する体重等々の指標がとにかく今回は初めて引っかかったのであり、早急にこれを改善しなければならないということである。心理学分野では測定効果とかモニタリング効果とか言われるアプローチとして「とにかく毎日、体重を測る」ことで体重減少が達成される確率が高まることが知られている。
普段は自分の体重を直視するのが怖くて、体重計に乗るのは決まってジョギングや運動をした後だけにしているのだが(普段の体重より1kgくらいは低く測定される)、この先しばらく5kg痩せるまでは「毎日、体重を測る」ことを実践してみようと思っている。
以上


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