BL0182 経済効果(economic effect)

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窓から琵琶湖が見える家に住み始めてから、毎週のように花火を見ることが出来ることに驚いている。ネットで検索しても見つからないのに、琵琶湖の対岸辺りで5分あるいは10分、長いのになると30分ほども花火が打ちあがる。一番多いのがミシガン号という琵琶湖を周遊する旅客船の乗客へ向けたサービスとしての花火なのだが、それ以外にも謎の花火大会のようなものがしばしば行われている。誰が一体、何の目的で打ち上げているのだろう、なんて思ったりもする。

花火の打ち上げはそんなに安いものでもないだろう。一番小さな3号筒だと1万円程度だというが、いわゆる10号という尺玉であれば5万から1万円するとも聞く。大規模なスターマインともなれば花火は数十から百本ほども打ちあがるので安く見積もっても数百万円と算出される。

もちろん、花火の打ち上げはボランティアで行われているのではなく、そこにはれっきとした資本主義の原理があるのだが、得られる経済効果の全てが主催者側に支払われているわけではないだろう。実際、私のような自宅から花火を無料で鑑賞している人もいる。

大きなイベントが開催される際にはこの「経済効果」なる算出値が報道されたりするのだが、正確な算出はまず無理だと思うし、取りこぼしがあるに違いない。そうはいっても周囲の外食産業やスーパー、交通量などを普段のそれと比較することである程度は算出可能なのだろう。

ここ大津市にあっては恐らく8月に行われる琵琶湖花火大会が年間で最も経済効果の大きいイベントだと思われる。1万発の花火が打ち上げられ、その運営費は総額で4億円にも上るというが、経済効果としてその“モト”がとれるから開催されているのだろう。聞くところによれば数十億円にもなるらしい。すごい。

今日はその琵琶湖花火大会当日である(2026年8月6日)。ただ少し様子が違うのが、近所のヨットハーバーが例年のように人でごった返していない。どうやら今年から有料席を設けたらしく、1席あたり5000円だという。こういった収入もまた花火大会の経済効果といえる。立体駐車場の屋上もイスやブルーシートが置かれているようだ。全てが有料というわけではないだろうが商魂たくましい、と思ったりもする。

それならばいっそのこと我が家も解放してしまって琵琶湖花火大会の外部経済にあやかろうか。20席くらいであればセッティングが可能である。1人あたり1万円とすると20万円の収入になる。そんなことを妄想している人も少なくないような気がする。

もちろん、現実的には自治体の了解のみならず、マンション管理組合の了解も必要でハードルは高そうである。ただ、それだけの経済的価値のある花火大会である、ということだけは間違いない。打ち上げの始まる時間が今から待ち遠しい。

以上

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